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再びピッチングができるまで1 (痛みの発生)

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2019年12月に肩を痛めてから、半年間ノースローでも痛みがとれなかったため、病院に通うことに。その結果、痛みが改善し、正しいフォームに修正することで、球速・球質ともにアップした草野球ピッチャーの記録。

1.痛みの発生

 1-1 フォームの見直しが原因?

1年半ほど前、動画で自身のフォームを撮影したら、躍動感が足りなく感じたので、ピッチングフォームのバージョンアップをすることにした。25年以上草野球でピッチャーをしている中で、今のピッチングフォームになるまでも、少しずつ修正は行ってきた。球速を上げるためにも、もう少し体全体を使ってダイナミックに投げたいと思い、今まで左手をホームベースに真っ直ぐに出していたものを少し3塁側に入れて、投げる時に上半身のひねりを加えて、体を使って投げようと変更した。

そのようなフォームに変更してみようと思った理由は、プロのピッチングスロー動画を見た印象としてそのような体の使い方をしているように見えたからなのと、その投げ方だと投げる時に力感を感じられ力が込められていると感じたから。

ただ、後に分かることではあるが、肩に負担の少ない投げ方を知ると、それが自分にとっては正しくなかったようだった。投げていても肩の前部が痛む感覚があったが、ただ、それほどまでの違和感ではなかったので、そのフォームでの最善を探しながら、半年間で数試合程度投げた。

その投球フォームだと、肩周りの柔軟性や筋力強化が必要だと思い、深く腕立て伏せをするような状態で肩周りをストレッチしていると、ある日、肩の前部の奥の方が、グニュっと伸びるような感覚になった。足首でいくとグネって捻挫したような伸び方と違和感。

その時は何もなかったが、しだいに痛みが出て、可動域も狭くなった。

自分で、さらにストレッチを行ったり、ゴムチューブで筋力強化を試みたり、指圧でマッサージしてみたりした。新型影響で、草野球が半年以上なかったので、その間を利用して自分なりに改善を試みたが改善せず。

今まで、最低限の筋トレやストレッチなどを行い、可動域を広げるトレーニングをおこなってきて、45歳でもある程度の投球ができていた。多少痛みがあっても徐々に可動域が広がるという成果がでていたので、自分で治せると思っていた。にもかかわらず半年以上、改善しなかったのはショックではあった。今回の痛みはストレッチのような伸びる時の痛みではなく、肩の中で、骨と骨なのわからないが何かが当たってて、痛い感覚だった。

投球フォームの修正が肩痛の原因だとも感じたので、数ヶ月間試合がなかった間に、軽いシャドーピッチングで自分なりに痛くない投げ方を思考錯誤していた。

 1-2 激痛回復せず

約半年経過。その後、軽くキャッチボールをする機会があり、キャッチボールをしたところ、数球投げただけで肩に激痛が走り投げられない。骨と骨がぶつかって、その間の組織が挟まれて痛いような、今までにないタイプの痛み。10球も投げられない。肩の何かが引っかかっていて、それがカクッと抜けたら痛みがスッとなくなるのかと思い、その方向で強めに動かしてみても改善しない。痛みが発生した後、ほぼノースローで過ごしていたので、筋肉痛や炎症などは収まっているはずと思っていたが、痛い部分に改善が見られず、本当にショックだった。痛くて投げれないので、元のフォームの感覚もつかめずどんな投げ方をしても痛いという状態に。

その後、野球再開となり、痛いなりにピッチャーマウンドに上がったが、1回なんとか投げるも、次の回は激痛でキャッチャーに届かせるまでが限界となり降板。

45歳を超え、今まで思いっきり投げてきたツケがとうとうここできた、これでピッチャー人生終わりかなと思った。守備でもセカンドからファーストに投げるので精一杯。痛いしまともに投げられないレベルで守備にも影響がでる状態だった。

間違いなく何か重大なことが自分の肩で起こっているのかと思った。ネットで検索したら、鍵盤断裂、関節唇損傷など場合もある事を知った。その場合は、ストレッチとかでは治らなさそうだった。もう原因を特定し、どうするか決めようと考え病院を探すことにした。

2.探したのは、スポーツ整形の中でも肩専門医がいる病院

野球で痛めた肩を診てくれる病院を探した。病院に行ったら、おそらくMRIを撮影して、内部を確認、おそらく何かが痛んでいる、だから、手術するか、それとも完全にはもどらないけど、リハビリで対処療法で回復できるところまで頑張ってみるかのどちらかになるのかなと思っていた。

日常生活で肩が痛いことが気になることはほぼなく、投げるという動作に問題があったので野球に詳しい病院を探すことに。インターネットで、通える地域にある中で探すと、肩専門の医師とスポーツリハビリを行っている病院が見つかった。スポーツリハビリとは、スポーツするための動きに特化したリハビリ。野球の投げるという動作は、日常生活ですることはほとんどない。そのためその動きをするときにでる痛みの改善、適切なフォームを身につけることでの再発防止、可動域を広げるためのトレーニング指導などを行ってくれる病院施設だ。自分では、鍵盤断裂などの大きな問題になっている気がしていたので、肩の状態が知り、少しでも回復するならそのストレッチやトレンーニング方法が知りたいと思っていた。

 2-1 診察

自分としては、半年以上痛いし、ストレッチしても改善しないし、今まで感じたことのない強い痛みだったため、レントゲンではなく、MRIの撮影までやってほしいと思っていた。しかし、医師はまずレントゲンをみて判断し、リハビリしてそれでも改善しない場合はMRIを撮りましょうとのことだった。また、腱板損傷などの場合で、手術が必要な場合であっても、治療としてのリハビリで行う内容は変わらないのことだった。また、野球で肩が痛くて診察する人の、95%の場合は、手術せずに治る症状とのことであった。

 2-2 レントゲンでの診断では、大きな損傷なし

病院を探す時に、肩のレントゲン画像をインターネットを見ていた。鍵盤断裂や異常がある場合は、肩甲骨と腕の骨との隙間が狭くなっていたり、断裂したところが白く映っていたりしていた。自分のレントゲン写真にはそのような兆候は映っていなかった。医師の診断も筋肉の拘縮やバランスの悪さからくる痛み、典型的な野球肩で、インビジメント症候群と肩周りの炎症という診断だった。直接的な原因は、はっきりとしないが、リハビリをすればおそらく治るだろうというのが診断結果となった。即効性のある炎症を抑える注射と炎症を抑える湿布を処方されて診察終了。次回からリハビリを行うことに。

その診断を受けるまで、不可逆な怪我が発生していて、もう投げれないとか、手術する必要があるとかだったらと思い怖かったの事実だし、もしそうなら日常生活でそこまで支障がない状態で、手術をしてまで草野球のピッチャーやるのかの選択が必要だと思っていた。医師の話では、投げるときだけ痛いというのは、腱板損傷などの怪我でない場合が多いとのことだったし、その場合は腕を上げようとしたらもっと痛いとのことだった。

肩痛の原因はひとつではなく、体全体のバランスでいうと、肩関節だけでなく股関節が硬いということも理由の一つとのことだった。

 2-3 リハビリ治療1回目

診察から一週間後、理学療法士による一回目のリハビリ。比較的大きい病院で、おそらく20名以上の理学療法士がいた。その中でも野球専門の人は数名とのことで、その人に担当してもらうこととなった。まずは、投球フォームを変えてから半年ぐらいで痛みが出たこと、ストレッチしている時に一度伸びすぎたと感じた後痛みが強くなったことなど、自分なりに痛みがでた理由を説明。

リハビリ治療開始。その理学療法士の人とは、どこまで動かしたら痛いか、どの角度が痛いかなどをやりとりした。その結果、肩甲骨周りの筋肉がかなり硬くなっていて、正しい角度に腕が動いていないとのことで、痛みが出ているとのことだった。腕が正しい方向にスムーズに動くよう、少しずつ腕を様々な角度に動かすことを繰り返していった。

驚いたのは、理学療法士は、軽く動かしただけで、痛い場所がだいたいわかり、そこを施術することで、痛みが消えていくことだった。指圧マッサージでほぐすとかではなく、正しい向きに腕が動く、回るように繰り返し動かし体に覚えさせるという感じ。その理学療法士は、「たくさんの人を診てるとだいたいわかるようになります」って笑って答えてくれた。

20分ぐらいすると、右腕を垂直にを上げるとかなりの痛みがあったところが、かなりストレスなく上がるようになった。これには非常にびっくりした。もちろん投げらるようなところまで治ったわけではないが、明らかに肩が軽くなり動かしても激痛を伴わなくなった。

その間、野球のピッチングフォームについていろいろ話をした。聞きたいことにはなんでも答えてくれた。まずは、肩を動ける状態にまで治しその後、正しいフォームを身につけ下半身を使って投げることが必要だと教えてもらった。今まで、腕で投げていたこともよくわかった。痛みの出ない範囲で、自分でできる簡単なメニューを幾つか教えてもらいリハビリは終了した。それらを含め40分程度だった思うが、肩が楽になっただけでなく、希望が見えた。

痛くなった理由については、やはりこれという一つの理由というより、蓄積したものとフォーム改造でバランスが悪くなったのではないかということであった。大きな怪我でなくても、野球に限らずスポーツをやっていると痛みがでることは普通にあるとのことだった。確かに自分の周りにも肩が痛くて治らないという人はたくさんいた。ひょっとするとその人たちも自分のように病院に通えば治る可能性があるのではないだろうか。

投球すると最後に振り切った腕を止めるためにブレーキをかける必要があり、筋肉が遠心力で伸ばされている状態で動きを止めようとする動きを継続的に行うと、背中側の筋肉がだんだんと硬くなってくるとのことだった。蓄積とはその硬さのことで、メンテナンスが必要だということ。自分も30代ぐらいまではおそらく気にならないが、40代手前ぐらいからパフォーマンスが落ちたり、投げる時に痛みが出るようになったのはそれもあるのではないかと思った。投げすぎで肩関節が壊れたのではなく、長年の蓄積による筋肉の変化だということだ。改善には、多少時間はかかるが回復は可能とのことだった。

つづく。

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