デザインを重視する

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デザインを重視する
外見も中身も大切
「人は見た目じゃなくて、中身だ!」と言いたいところではありますが、中身とともに、見た目が大切だということを会社として共有することは、働く人にとって大切なことだと思う。業績が良い会社だけども、オフィスがダサい。制服があったとして、それが古臭いということは働く人にとってマイナスでしかないと思う。見た目だけがチャラくて、ブラックな会社よりは、ダサい方がまだマシかもしれないが、もし予算が許すならば少しでもおしゃれなスペースで働ける環境を整えるべきだと思う。
プライベードではみんなおしゃれをしたり、可愛いものに惹かれたりするわけだから、仕事だからといって、それを全く抑え込んだ環境でなければならないのはある意味苦痛なはず。個人の服装についてのルールはある程度必要だが、センスあるオフィスを追求することは大切だと思う。
デザインという付加価値
また、会社のロゴや名刺、ホームページなどのデザインも非常に大切。働き方をデザインする中には、会社の一つ一つをセンスの良いものにしていくことも含まれる。デザインとは、機能性以外の部分での価値観でもあると言える。もちろん、プロダクトデザインとして機能性を追求したデザインもあるが、便利だとか役に立つなどの実利では計れない、惹かれるものだと思う。そのような理論だけではないものが人を惹きつけることをスタッフが意識していることはとても重要。それは、人の気持ちが、いいなという感覚で成り立つ部分があること、好き嫌いなどの感情的な価値でものごをと決めることがあることを感じるきっかけになる。デザインを重視するということは、仕事を楽しむことにもつながるし、その感性を捨てないでも良いことを会社がおぼろげながら伝えることにもなると思う。デザインされたものには付加価値があり、価格も多少高かったりする。その価値を自分たちのサービスにも付加することで、付加価値の高いものを提供することにもつながる。どんな人でも最初からおしゃれなわけでもないし、そこの価値について疑心暗鬼な人も多いはずだ。特に理論的な世界で結果を出してきた人はそうかもしれない。おしゃれでなくても生きていけるが、おしゃれの意味を受け入れ変わっていける気持ちを共有できる組織でありたい。